• 開業を経験された司法書士様の
    体験談をご紹介いたします。


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  • 金子智恵 様・倉原朋子 様
  • 『司法書士法人フレンドリー』
  • ■開業地:東京都千代田区 ■合格年度:平成19年(金子様) / 平成18年(倉原様)
    ■開業年度:平成26年7月  ■ホームページ:http://friendly-register.com/
  • 全てのお客様に
    クライアントフレンドリーの心で応えたい!
  • 親しみのある事務所名ですが、まずは事務所のお名前の由来から伺ってもよろしいでしょうか。
  •  クライアントフレンドリーという言葉があるのですが、これは「商品やサービスの利用者、つまりお客様に対して相手の意を汲んだ満足度の高い商品やサービスを提供して、親身になって対応する」というような意味合いのようで、そこから採用しました。元々二人とも同じ事務所で長く勤務していたのですが、そこで色々な方に助けられて今の自分たちがあるので、今度はこれまでの人とのつながりへの恩返しのつもりで頑張ろうと。だからと言ってそのまま事務所名には長いのでどうしようかと考えまして、「フレンドシップ」もありかなと思いましたがなんかカタいかなと…(笑)。「フレンドリー」なら一度聞いたら忘れにくいだろうし、司法書士法人というカタいイメージを少しでも親しみやすくできるかなと思いまして。
  • クライアントフレンドリーですか、勉強になります!それでは続いて開業地についてお聞きします。衆・参議院会館の向いという素晴らしい立地ですが、こちらを選ばれた理由は何でしょうか。
  •  これは単純に不動産屋さんに紹介されてですね。当初は新宿で開業を考えていたのですが、色々と条件を付けた結果ここになりました。
  • 条件とは?
  •  新築で路線や交通の便がいいこと、後はセキュリティがしっかりしていて、トイレ掃除なし、景色がいいところと色々です(笑)。細かい雑務がないので仕事に集中できますよ。背伸びしすぎたかも…と感じた時期もありましたが、今は、仕事のクオリティの違いなどにつながっているかなという実感があります。
  • 確かに仕事に集中できる環境というのは重要ですよね。ではその仕事への向き合い方にもつながりますが、開業に込めた思いや工夫されたことはありますでしょうか。
  •  さっきもお話ししたように二人とも同じ勤務先で働いておりまして、新たな道をと考えてはいましたが特に具体的な計画はなかったです。ただ長い勤務時代に色々な業務をやらせていただき、その時の経験や人脈に非常に助けられたので、敢えて言うならいい人間関係を築ければ自分に返ってくるということを感じています。今もそうですが仕事をする上で人との関係性は最重要な要素だと思っていますので、誰かに喜んでもらえるような仕事ができればいずれその人脈に助けられることもあるのではないかと思います。
  • 開業準備に際してのお話しをもう一つ、ご予算を伺ってもよろしいでしょうか。
  •  500万ずつ出し合いまして、二人で1000万程度です。法人の資本金にする予定でした。開業自体は予算内に収まりましたが、事務所運営をしていく上では色々と問題も出てくるでしょうし、突発的な危機もあるかもしれませんので、ある程度の余裕はほしいところですね。どこにどのくらい費用をかけるべきか、お金との付き合い方というのもポイントになってくるように思います。
  • 具体的な金額までありがとうございます(笑)。その後、開業当初のお仕事は順調でしたか。何か転機のようなものはありましたでしょうか。
  •  正直予想していたよりは、うまく行っていると思います。やはりここでも人脈が活きてきまして、お仕事自体は皆様に助けていただきまして順調にこれまで来られてます。転機というかどうかは分からないですが、後見申立や遺言なんかは勤務時代にはやったことがなく対応時には独立後の仕事の幅広さを実感しました。また売買でも独立してからは「人・モノ・意思」の確認をよりしっかりとするように心がけています。一つの案件に対して愛情をもって接するようになりましたし、職責というものを、より意識するようになりました。今は、何より、自分たちが司法書士でいられるのは、依頼をくださるお客様あってのことという感謝の気持ちが、仕事をする上での原動力になっている気がします。
  • なんだか私にとっても非常に胸に響く言葉ですね…。ありがとうございます。ところで少し遡りますが、そもそも司法書士を目指した目的やきっかけはありましたか。
  •  【【倉原先生】:大学生の時になりますが、就職活動をしている先輩方をみて、私には一般的な就職に違和感がありました。簡単に言うと、見てのとおり、私はもやしっ子なので、就職活動を勝ち抜く体力・気力に自信がなく…(笑)他の道を模索したところ、司法書士という資格に辿り着きました。法学部だったこともあり、抵抗なくダブルスクールで勉強を開始しました。この質問は金子先生にした方がいいかもしれないですね。

     【金子先生】:自立して生きていくためです。前職は旅行業界だったのですが、どこに行っても自分の力で生活できる仕事にしようと思いまして、パンフレットを見て効き目のある資格を探していたら司法書士かなと(笑)。資格取得は通信教育でやりました。教材を郵送してもらって一日中勉強ですね。
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  • お二人ともそれぞれキャラクターが出てますね(笑)。先ほど開業後は概ね順調と伺いましたが、その中でも苦労話や失敗談などがあればお聞かせ下さい。
  •  開業時には色々と登記のミスはしました。その都度頭下げて…。登記以外で言えば細かいところですが金庫は大きめが良かったとか、事務所の立地的に食事の場所がないとかですかね。ビル1階のレストランくらいしかないのでいつもそこで食事してます。後は開業祝にいただいた木があるんですが、これが育っちゃって困ってます(笑)。もう当初の1.5倍以上になりまして。開業祝は花の方がいいかも(笑)。プリザーブドフラワーとかサボテンとか。
  • 意外なポイントですね。そういったお話しを伺えると助かります!さて一応お聞きしますが(笑)、システム導入の目的やきっかけ、使ってみて良かった点は何でしょうか。
  •  勤務時代から使ってましたので、開業時には入れるつもりでした。免許税の自動計算でダブルチェックできたり、件数が多い時なんかはシステムが無いと本当に回らないです。書式を好きな形で登録できるユーザー書式なんかもデータを使いまわして時間の短縮やミスの軽減になってますしね。もうウチでは“権”大先生って呼んでますよ(笑)。
  • それはそれは…ご評価いただきありがとうございます(笑)。今後も精進して参ります。最後にこれから開業する後輩司法書士へメッセージをお願いします。
  •  まず言えるのは司法書士の仕事は楽しいってことです。決済に行くのは楽しいですし、お客様と接するのも楽しい。そして全てのことがやればやる程積み重なって後の仕事に活きてくる。後は開業すると決断力がつきます。勤務時代は色々伺いながら決断を他人に任せることが多かったですが、今は何でも自分たちで決められる。これは確かに大変なことも多いけど、自分で決めたことで全て物事が進んでいくのはやはり楽しいですよ。開業すると登記業務以外で勉強することは多いけど、それ以上の喜びもありますので皆さん頑張ってください。
  • お忙しい中貴重なお話しをありがとうございました!
    今後ともお二人のご活躍をお祈り申し上げております。


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