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『
企業の身近なビジネスパートナー』を目指して!
日常的なやりとりの中でお客様との相互理解を
深めることで、複雑多様なビジネス課題に
迅速・最適な法務アプローチを提供!
武智 克典 様
『
武智総合法律事務所 』
■所在地:東京都港区 ■修習期:50期 ■開業年度:平成23年
■ ホームページ:
http://www.tlo.gr.jp/
■取材日:平成27年6月
―― 裁判官、法務省、大手事務所を経て今に至る経緯や
お考えを教えてください。
最初からここを目指していたのではなく、その都度、自分なりにベストと思う選択をした結果として、今に至るという感じです。
本当の元々をたどると、京大の大学院の後、司法修習も京都だったこともあって、当初は京都で弁護士になろうと思っていました。東京に比べると職場と住環境のバランスも良くて生活もしやすいだろうと思っていました。
ところが司法修習時代にちょっと変わった・・・・いや、人間的に大変魅力のある裁判官の方との出会いがあって、この方を通して裁判官という職種に興味をもったのが、まず裁判官になったきっかけです。
(取材させていただいた他の先生の中にも、人との出会がきっかけで大きな選択をされたというお話しを伺いました。やはり、人との出会いというのは時として大きな人生の選択肢を決めるきっかけになるものですね)
そうですね、若い頃って刺激されやすいというのも多少あるかな・・・(笑)
―― 事務所の中心業務を教えてください。
大手事務所での経験や人脈を活かした企業法務が中心になります。一般的な企業法務を中心に、金融法務、会社法務、知的財産法務、倒産法務や渉外法務など各弁護士がそれぞれ得意とする分野を活かしながら業務を行っています。
―― 法的なアドバイスだけでなく「ビジネスパートナー」としての
おつきあいを重視されているようですが。
大手事務所で仕事をしていたときは、お客様との距離がどうしても遠くなりがちで、なかなかお客様と頻繁にやりとりをする関係になりにくいということがありました。お客様から見るとやや敷居が高かったのかもしれません。
このようなこともあり、困ったときに断片的に、最低限の部分でしか相談をいただけないことが多かったような印象があります。もちろん、それでもその範囲で法的な見地からのアドバイスはできます。
でも、もう少しお客様の業務、特にその意思決定のプロセス等を理解できていれば、単に法的な見地からのアドバイスに止まらず、ビジネスパートナーとしての視点も合わせて、よりよいアドバイスができたのではないかとの思いが強くありました。
お客様がどんな仕事をして、どんな問題をかかえているかということを、もっと身近にいて常日頃から知っておくことはやはり大事なことだと思います。
―― 顧客満足について重視している点を教えてください。
お客様によって違いますね。
お客様である会社の規模や組織などによって、私どもに求められるものも異なってくると思います。具体的には、担当者が弁護士に相談した内容を社内にどう報告するのか、社内でどう揉んでゆくのかを考えてあげる必要があります。それを踏まえて、稟議書に添付できるレベルの資料を作成してあげると、担当者としてはありがたいでしょうね。そうすると、法的な見地から難しいことを沢山書くよりも、結論と理由をシンプルに分かるような書類を作ってあげた方が良い場合もあります。
相談に対しては、ご担当者の立場などに合わせて、できるだけ相手の視点で提供して欲しいサービスや作成する文書の構成を考えるようにしています。
これに対して交渉ごとは、相手ありきで条件が大きく変化するため非常に難しい面があります。もちろん法律でできること、できないことの縛りもあります。
また裁判になれば裁判官のタイプにより審理の進め方も異なってきます。証拠の有無など様々な条件を勘案して最も良い落としどころを探る作業が必要となり、本当に難しいですね。そういうことを勘案しながら、裁判官のタイプも踏まえて(書面を重視するタイプやストーリーに積極的に乗ってくれるタイプなど様々)、できるだけストライクゾーンの一番いい場所を狙ってゆくことになりますが、なかなか難しい作業です。
(先生は裁判官もご経験されていますが、先生の中では裁判官のタイプ別データベースみたいなモノが既に出来上がっていたりするのですか?)
いやいや、裁判官も沢山いらっしゃいますからさすがにそれは無いです(笑)
でも、裁判所に行って実際に審理の場で訴訟指揮をみると大体の雰囲気は分かりますよ。
そういう意味では、行ったその場で、当事者に応じて臨機応変に対応するためにも書面の書き方は重要です。基本的に、必要最低限であまりよけいなことを書かないようにしています。
―― お客様との主なやりとりの手段は何ですか。
電話かメールですね。特に最近は事務所を空けることが多かったり、在所時は打合せ中だったりと、すぐに電話に出られないことも多いのでメールの方がウェイトが高いと思います。
メールだと、ある程度相互の都合に合わせてやりとりができるとはいえ、仕事が重なると、夜中や週末になって、やっと来ているメールへ返信するといったこともしょっちゅうあります。そういう意味では良かれ悪しかれの部分はありますね。
―― “護”のお勧めポイントをご紹介ください。
まず、所内での情報共有という観点では、当然、事件単位で関連する記録をきちんと残しておくという点が基本になります。
お客様から「あのときのあの案件のこのファイルと言われたとき、淀みなくスッと提示したい」という思い(こだわり)は非常に強いです。
現在は、裁判所で行っていた事件管理を目指して、紙ファイルは鍵付きのキャビネットでしっかり管理しています。そしてデータ側は“護”でしっかりと一元管理したいという考えです。
その上で、事件と連動したスケジュールや裁判所へ提出する書面の期限も“護”で管理・共有しています。スケジュールは「つながるサービス」で外部のスマホからも高いセキュリティを確保した状態で確認できます。
あと、基本的なことですが、事件単位で経費などの会計情報が管理できるのがいいですね。
次に所内の伝言・作業連携の部分ですね。ただこの点は、やや課題もあります。重要なメールや電話でのやりとりは“護”の伝言や文書管理に残していて、いつでも過去のやり取りを再現できます。ただ、どうしても急いでいたり軽微な内容ものは、メールソフト内だけで済ませてしまう場合があります。
“護”で一元化しようと思うと、メールファイルを“護”に取り込んで簡単な管理メモを残すという操作がどうしても必要です。忙しいとついついこれを端折って(サボって)しまう場合があります。そうなると、どうしても全てのやりとりを、“護”の中で一元化というところまではなかなか到達せず、一部の情報はメールソフト側にしかないというのが現在の大きな悩みです。
所内の運用ルール面の徹底もありますが、システム的に“護”とメールソフトが、よりシームレスに連動してくれると、すごく便利で劇的に作業の効率性がUPすると思います。ぜひ機能アップを検討してください。
(なるほど、ニーズの背景がよくわかりました。どのようなシステム構成で実現するかなど、課題や検討ポイントがたくさんありますが、持ち帰ってきちんと検討してみます。)
――
そうそう、機能改良という点では、この間のバージョンアップで加わった「書類の持出機能」は便利ですね。お客様との頻繁な書類校正のやりとりや、出先PCで“護”のない状態での書類作成などが手軽にできて、“護”の事件管理との再連携がワンタッチでできるようになったので、すごく使いやすくなりました。
(ありがとうございます。「書類の持出機能」は先生方の出先での書類作成業務やdropboxなどのクラウドスペースを活用した独自の文書保存スタイルと、所内の“護”での事件単位での文書管理とをスムーズにつなげるための機能として装備しました。出先業務の多い先生方を中心にご好評をいただいております)
(最後に取材者から)
非常に穏やかでゆったりとしたお話ぶりで、私の不慣れな取材に気持ちよく応じていただきありがとうございました。先生に対してならお客様も自然体で非常に安心・信頼してご相談がきるだろうという印象を強くもちました。
ご要望・ご提案をいただきましたメールソフトと“護”のシームレスな連携につきましては、お客様との日常的なやりとりをきちんと整理し、所員の作業連携を効率良く行ううえでは大変重要なポイントだと再認識しました。
技術的なアプローチをきちんと考え、長期的な理想形と、できるだけ早期に可能な範囲での個別改善の両面から検討してみたいと思います。
本日はありがとうございました。
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