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『
最良の結果』を目指して!
「
職人の技術とこだわり」をもって
「
お客様の期待に応える」
井上 伸 様
『
北摂中央法律事務所 』
■所在地:兵庫県川西市 ■修習期:59期 ■開業年度:平成22年
■ ホームページ:
http://www.hokuchu-law.jp/
■取材日:平成27年6月
―― 弁護士を志したきっかけやエピソードを教えてください。
遡ると、小学生のころに将来なりたい職業を考える機会があり、母親から弁護士を強く勧められたのが始まりです。母親のおじさんが弁護士だったこともあり、当時母親が弁護士に対して、すごく「格好いい仕事」というイメージを持っていたようです。その影響もあって法律に興味をもち、京都大学の法学部へ進みました。その頃から自分自身でも弁護士になることを、より具体的に考え始めたと思います。
ただ、それから弁護士になるまでには途中紆余曲折あって・・・・・
結局、本気で弁護士になろうという気持ちが強くなったのは、結婚して責任が増えたこと、司法浪人中に就職した事務所のボス達が大変立派な方々で、先生方を尊敬し、影響を強く受けて「なんとしても弁護士になりたい」と思うようになったことが一番大きな要因です。
―― 「投資事故・投資被害」という“特殊”な分野を重点分野の
一番目に上げられている理由を教えてください。
勤め先事務所のボス弁護士の1人が、当時「先物被害」を積極的に受任・研究されていました。私もこの分野に関心が高く相性も良かったので、「神戸先物・証券被害研究会」に入会して積極的に研究・実践を重ねました。当時(平成20年前後)は、阪神間で「先物被害」を取り扱える弁護士は非常に少なかったこともあり、相当の量の事案を集中的にこなしていました。
その後さらに「仕組債」の問題にも関心をもったことから「証券被害」分野にも勉強範囲を広げました。証券被害では最先端の「大阪証券問題研究会」へも特別に参加させてもらって積極的に勉強しました。
もちろん、今も研究・実践を重ねています。ただ、最近は、これまでの経験や努力に見合うほどの仕事の増加に繋がっていないのが大きな悩みですね。
最近では、「証券被害」を扱う事務所さんも増えてきて、大手の宣伝の上手な事務所さんもこの分野にどんどん進出してきています。それに、「証券被害」は自己責任と考えたり、大手の銀行や証券会社と戦うことに二の足を踏んで「泣き寝入り」する人もまだまだ、沢山いるのではないかと思いますね。
もう少し、宣伝の仕方も勉強しないといけないかな・・・・(笑)
―― 先生が目指される顧客サービス(満足度)について教えてください。
やはり基本は、こまめに依頼者に報告をする、相談するということです。と、言うは易しですが多忙な中できちんとこなすのは、正直、なかなか大変です。
それと、私は、やはり弁護士である以上「勝ちにこだわりたい」という職人気質的な面が強い方だと思います。
―― 「勝ちにこだわる」という部分をもう少し詳しく教えてください。
勝ち負けの基準といっても、事件によって物差しは違います。白黒はっきりつく事件もあれば、交通事故などの損害賠償事件では過失割合で判断します。また、損害賠償事件でも証券事件のように過失割合以前に勝つこと自体が難しいものなど様々です。
もう少し別の捉え方をすると、争いの相手方が企業であれば、お客様(依頼者)の期待値にできるだけ近づける、あるいは弁護士のノウハウや工夫によって、専門家の観点から想定できる幅のできるだけ上のゾーンへ近づけるということです。
一方で、個人間の紛争であれば、「勝ちすぎ」が必ずしもお客様にとっての最善の結果ではない場合もあります。個人間の紛争というのは紛争自体を宥めて後の生活を円満に、安心して送れることが大事な場合もあります。この意味では、「勝ちにこだわる」という表現よりも、事案毎の性質やお客様の意向もふまえて「結果にこだわる」という表現の方が近いと思います。個人間の紛争では特に、結果に至るまでの過程で、お客様の意向をくみ取り、また弁護士がお客様のために精一杯取り組んでいる姿勢をきちんと伝え信頼関係を構築することが、お客様に「納得の結果」を得てもらうための重要な要素になると思います。
―― 「お客様の意に沿うこと」と「勝ちへのこだわり」のバランスについて
もう少しお話しいただけますか。
例えば、「良い尋問とはどんな尋問か」というお話しをしてみましょうか。
裁判手続き上の有効性だけで言うと、「できるだけ無駄を省き」、「できるだけ相手の口からこちらに有利な証言をとる」、「相手の証言の矛盾点を巧みについて、相手の信用力を落とす」ような尋問が理想です。
一方で、お客様が尋問に望む要素としては、「口げんかで相手をギャフンと言わす」ようなパフォーマンスへの期待感があります。お客様にとっては、法的な争いだけでなく、感情をいかに納めて溜飲を下げるかという面も重要な場合があります。
これまでに、裁判上有効な尋問に徹して自分としては会心の判決を得たと思うような事案で、期待したほどお客様に喜んでもらえなかったことを何度か経験しました。まさに、勝ちへのこだわりと、お客様の満足度とのバランスが釣り合わない状態です。
そういった面から見ると、お客様の満足度をさらに上げるには、「的確に証拠をとりながらも要所で相手をギャフンと言わす」ようなバランス感や、お客様へ丁寧に戦略を説明して理解を得る努力が重要ですね。書面の作成においても、同じようなことが言えます。
―― “護”ご導入のきっかけを教えてください。
友人や知人が“護”を使っていて、それぞれから、「結構便利だよ」みたいな感想を聞いていたということもあって、はじめから興味はありました。でも導入コストがそれなりに高いのでどうしようとかなと悩んでいて、開業時には導入できませんでした。
その後仕事が忙しくなり、ちょうどパートさんを一人増員しようかと考え始めたころに、タイミング良くリーガルの矢野さんがやってきてまた検討することになりました。
改めてデモを見たうえで、事務員さんに、「もう一人パートさんを雇うか“護”で事務効率を上げてしばらくは一人で頑張れるか?」と聞くと、「業務の効率がすごくあると思うので“護”を導入してください」とキッパリと言われましたので、今度は迷い無く導入しました。
―― “護”の活用状況を教えてください。
やはり基本は、事件管理ルールの統一化です。それまでは、EXCEL を活用して事件管理をしていましたが、管理項目や利用目的についてのルール統一が難しく、なかなか想定した運用ができていませんでした。
“護”の場合は、専用の事件簿入力項目に沿って事件情報や当事者情報を入力出来るため、重要な管理項目が確実に登録されます。
“護”の導入によって、事件一覧上での概要把握や受任時の利益相反チェックなど、信頼性の高い業務管理の環境がスムーズに構築できました。
また、弊所では重点分野をもうけています。“護”では、ユーザーが任意の類型(離婚、交通事故等)ごとに事件の分類を定義できるなど、独自の管理ルールを加えることができますので、利用する側のスキルが上がるにつれて、どんどん自分の事務所にあった管理概念を盛り込んでゆけます。
さらに、事件に関連づけて文書ファイルも管理することにより、いちいち紙記録を開く手間が減り、事務効率が大幅にアップしました。
過去の起案なんかを検索するときにもすごく便利ですね。
―― これからさらに活用してみたい“護”の機能やご要望はありますか。
そうですね、スマホでつながるサービス「クラウドスケジュール」も鳥山先生は使ってますよ。
僕は、スマホ自体、今使っていないので・・・・。
そのうちきっかけがあってスマホに変えたら、僕も「つながるサービス」使ってみようかと思ってます。
けど、今のところこのガラケーが壊れる兆しはないんですけどね・・・・(笑)
(最後に取材者から)
大変気さくで、ざっくばらんな先生で、非常に楽しい取材をさせていただきました。
予定時間を大幅に超えて、色々な興味深いお話しを沢山していただきありがとうございました。
業務がお忙しく、前回の“護”のバージョンアップをされていないようでしたので、またお時間のあるときに、取材のお礼にバージョンアップのお手伝いと、バージョンアップで装備された「書類持ち出し」などの新しい機能のご活用方法などもご案内させていただきます。
また次の機会に(先生がガラケーからスマホへ乗り換えられた時?)、さらに進化した“護”の活用法などのお話しを伺わせてください。
本日はありがとうございました。
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