• 平成25年版 商業・法人登記実務相談事例1000問+200
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  • 平成25年版 商業・法人登記実務相談事例1000問+200 (一般社団法人 商業登記倶楽部編)
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     商業登記倶楽部が毎年8月に実施している「夏期商業登記セミナー」も、平成24年で20回、すなわち20年になり、成人に達します。そこで、20回記念事業として、会社法施行後に商業登記倶楽部の「実務相談室」に会員からネットを通じて寄せられた質問の中から、1000問を厳選したのが本書です。各位の利用の便を考え、CD-ROM付としていますので、これ1冊あれば、商業・法人登記のあらゆる問題に即時に対応が可能です。
     不動産登記事件の減少に歯止めがかからない今、司法書士は、もっと真剣に商業・法人登記分野の開拓に取り組み、この宝の山を開発すべきではないでしょうか。“商業登記は、司法書士業務の松明である。”と主張される某司法書士会長の「商業登記松明論」は、正に名言です。商業登記倶楽部の発足当初の合い言葉は、“商業・法人登記を司法書士の手に!”でした。今一度、原点に立ち返り、司法書士の皆様に、この言葉を、訴えたいと思います。
     商業登記倶楽部が発足したのは、平成5年7月1日、この日は、わが日本で商業登記制度が発足して100年になる100周年記念日でした。法務省でも、当時の後藤田法務大臣のもと、東京都千代田区虎の門のホテル虎の門パストラルにおいて100周年記念式典を開催し、記念切手も発行されました。小職も、記念式典の末席に名を連ねる光栄に浴し、記念式典終了後は、会場を改めて味村治先生(元法務省民事局第四課長、元内閣法制局長官、元最高裁判所判事、名著「詳解商業登記」の著者)の記念講演がありました。
     本書の発行が、全国の司法書士が商業・法人登記という宝の山を開発する契機となれば幸甚です。
  • 平成24年6月吉日
    一般社団法人 商業登記倶楽部代表理事・主宰者
    公益社団法人成年後見センター・リーガルサポート理事
    桐蔭横浜大学法学部客員教授 神﨑満治郎