お客様の簡単な本人確認手続き
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司法書士様の厳格な本人確認判定支援
RSS-SRの本人確認では、確認相手であるお客様本人の負担を減らしつつも、司法書士様は犯罪収益移転防止法に規定する本人特定事項を確認するための電子的・非対面の本人確認手続きを事前に行うことが可能です。本サービスは犯罪収益移転防止法の施行規則第6条1項1号に規定するホ方式とへ方式に対応しています。
依頼者様はカメラによる顔認証と本人確認書類の提出をスマホで行い、その情報をもとに司法書士様はRSS-SR内で本人確認を行うことができます。
web会議システムによるオンライン面談を行う場合には面談情報の管理機能や議事録作成支援機能もあります。
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対面でより正確に
本人確認したい 対面での本人確認もICチップ付きの本人確認書類を利用して簡単に本人判定が可能です。 -
本人確認を
事前に行いたい ご本人様のタイミングでスマホから事前に本人確認手続きをしていただけます。 -
遠方のお客様の
負担を減らしたい スマホカメラで簡単に顔認証を行い、本人確認書類の郵送も不要です。
ご本人様は「場所・時間にとらわれず」手続き
- メール受信 メールで本人確認依頼が届く
- 本人確認書類撮影 スマホで撮影またはICチップ読み取り(※)
- 顔写真撮影 画面の指示に従って容貌撮影
- メールを受信したあとは専用アプリの指示に従うだけ
- 自分のタイミングで手続きできるからスキマ時間で完了
- オンラインで事前にできるから遠方に居ても大丈夫
- スマホで済ませられるから郵送などの手間が削減できる
<対応している本人確認書類>
券面等の写真撮影(ホ方式):運転免許証、マイナンバーカード、在留カード、住基カード、特別永住者証明書、運転経歴証明書
ICチップ読み取り(ヘ方式):運転免許証、マイナンバーカード、在留カード、特別永住者証明書
※ICチップ読み取りにはNFC機能搭載のスマートフォンが必要です。
司法書士様は「事前に」「厳格に」本人確認
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生体認証と
画像照合で機械判定 撮影写真と本人確認書類の顔写真の一致性や成りすましを技術的に判定 -
司法書士様が
画像判定 人の目でも写真を見比べて判定 - 項目チェック 氏名や住所など各項目に間違いがないかチェック
- 本人判定 技術的な判定結果と目視による判定結果をもとに最終判断
- 犯罪収益移転防止法に沿った本人確認がしっかりできる
- 遠方の方や多忙な方など相手の状況に柔軟対応できる
- 事前に済ませられるから登記手続きの時短になる
- 生体認証や画像照合技術を使った信頼性の高い仕組みで本人判定もより安心
- 券面情報や顔写真の確認結果はダウンロードして保管( CSV形式 / 画像形式での出力および司法書士システム”権”への取り込みに対応 )
「ホ方式」と「ヘ方式」に対応
司法書士様は職責上の本人確認としてご本人様と面談をする必要があり、後日の面談を行う際にも有効活用していただけるように顔写真を利用する「ホ方式」「ヘ方式」に対応しています。
- ご本人様の顔写真をスマホ撮影し、写真付き本人確認書類の券面写真情報との一致性を確認
- ご本人様の顔写真をスマホ撮影し、本人確認書類のICチップ内に格納された写真情報との一致性を確認
ポラリファイ社のライブネスチェック(生体認証技術)の信頼性
eKYCにおいては本人確認画像情報としてセルフィー(自撮り画像)を送信する必要がありますが、写真や覆面などによる成りすましを防ぐために、高いレベルの生体認証技術を装備しています。そのレベルは、生体認証技術の評価・試験方法に関する国際標準規格ISO/IEC 30107-3の規定するレベル1,2(※)の両方を充足しています。
※レベル1:写真・動画など簡易的な攻撃に対して不正検知率が100%
レベル2:3Dマスクなど高度な攻撃に対して不正検知率が99%以上
web会議システムとの連携で
面談や操作方法の説明などもスムーズに
オンライン面談の日時や相手の情報、web会議のURLなどの各種情報を「面談カード」で分かりやすく管理します。面談情報は生成AIによる解析機能を使って簡単に登録することができ、面談依頼メールもワンタッチで送信できます。
さらに、面談の内容を記録しておきたい場合には議事録の作成支援機能も備えています。
オンライン面談で詳しい説明をしながらスマホ電子署名をしていただいたり、本人確認(e-KYC)を行っていただくことが可能になります。
※各種web会議システムは利用者様ご自身でご用意ください。
ご利用シーン
ご利用シーン①:面談時の本人確認を確実に
身分の偽造・なりすましによる不正な登記が行われることのないように、司法書士様には法律の専門家として厳格な本人確認が求められます。
司法書士様が長年培ってきたノウハウに加えて、RSS-SRの本人確認では、生体認証・画像判定技術による高レベルの本人判定がより安心・安全な本人確認をサポートします。
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Case
1犯罪収益移転防止法に則った確実な本人確認をしたい
犯罪収益移転防止法の施行規則第6条1項1号に規定するホ方式とへ方式に対応しています。その場で撮影したご本人の顔写真と本人確認書類の写真を画面上で自由に拡大等して念入りに確認することができます。
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Case
2十分に確認しても目視だけでは精巧な偽造が見破りづらい
顔認証に優れた技術を採用しています。人間の目ではわからないような写真の偽造も極めて高い確率で検知します。運転免許証などのICチップ付き身分証明書をスマートフォンで読み取り、ICチップ内の写真や情報と券面情報を比較確認することで偽造防止を図ることができます。
ご利用シーン②:事前に安全・安心の本人確認
対面での本人確認は、面談日などに意思確認やほかの諸手続きとともに行うことが多いため、本人確認相手様が多ければ多いほど時間がかかります。
対面以外の本人確認として本人確認書類を郵送する方法もありますが、個人情報である身分証明書やそのコピーを郵送することには抵抗がある方も少なくありません。
RSS-SRの本人確認では、お客様に会う日の時短だけでなく事前にオンラインで厳格に「実在性、同一性の確認」の確認を済ませて、当日は職責に基づく本人確認をきちんと行うという安心と時短の両立も可能です。
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Case
1忙しいお客様のためにできる限り面談時間を短くしたい
面談日よりも前にご本人様のタイミングで簡単に顔写真や本人確認書類の提出をしていただけます。面談までに司法書士様が本人確認を済ませられることで、面談中にお待ちいただく時間の短縮になります。
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Case
2遠方にいるお客様の負担を減らしたい
ご本人様はスマートフォンで手続きが完了します。本人確認書類を郵送していただく手間や、配送にかかるコスト・リスクをカットすることができます。
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Case
3出張中で、事務所に届いた本人確認書類を確認するのが遅くなってしまう
クラウドサービスのため郵送が不要となり、司法書士様はインターネット環境さえあれば出先でもwebブラウザで本人確認業務を行っていただけます。
お客様はラクに、司法書士様はしっかり、所要時間は短く。
3つとも実現できるのがRSS-SRの本人確認です!
RSS-SRでできるのは
本人確認だけじゃない!
依頼者様とのやり取りも、登記申請も、まるごと支援!
RSS-SRは、本人確認機能のほかに登記の添付書類など重要な書類に依頼者様自身がマイナンバーカードや商業登記電子証明書で簡単に署名ができる機能を備えています。書類や署名のやり取りをスムーズに行うことができますので、本人確認機能とあわせてご利用いただくことにより、依頼者様とのあらゆるやり取りを一か所でスマートに行っていただけます。
また、マイナンバーカード(公的個人認証)による電子署名の有効性を確認するためのサービス「RSS-VC」や「司法書士システム“権”」をあわせてご利用いただくことで、登記手続きの準備からオンライン申請までデータを有効活用しながら進めていただくことが可能です。
本人確認時に入力された関与者情報、確認方法や券面情報・顔写真などの画像情報は「司法書士システム“権”」内の本人確認等記録に保存することができます。
※RSS-SRのルーム公開終了後、本人確認依頼の概要等を確認することはできますが、確認結果やそのファイル等のデータはクラウド上から削除されます。
本人確認のみのご利用もOK!
RSS-SRは本人確認機能と電子署名・サインルーム機能を備えていますが、本人確認機能のみをご利用いただけるプランもご用意しています。
※ RSS-SRの電子署名やサインルームなどの機能を利用制限した「eKYCプラン」をご契約いただく必要があります。
※ 電子署名やサインルームなどの機能をご利用いただけるプランでは本人確認機能が標準装備されています。
プラン料金
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エントリープラン
小規模事務所様向けプラン -
スタンダードプラン
中・大規模事務所様向けプラン -
eKYCプラン
コンパクトプラン
お知らせ
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2024/08/05
RSS-SRアップデートのご案内
追加機能
■面談管理機能
オンライン面談の各種情報を「面談カード」で管理
面談時の対応内容を記載できる議事録を作成・保存
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2023/12/22
司法書士システム“権”連携機能を追加しました
“権”とRSS-SRの間で関与者情報を連携できるようになりました。
また、本人確認の完了後に“権”から取り込みを行うことで、関与者情報や確認方法を“権”内の本人確認等記録に登録したり、券面情報や顔写真を添付して保存したりできるようになりました。 - 2023/11/14 RSS-SRのオンライン本人確認(eKYC)サービスをリリースしました