• 成年後見システムの「基本機能」
  • 業務フローに沿った情報管理で 「わかりやすく・簡単・管理」。被後見人の収支プランの策定から、
    財産管理、裁判所への申立・報告書類の作成まで、成年後見の手続きを力強くサポートします。

  • ● Type S
  • 司法書士様専用
  • ● Type H
  • 社会福祉協議会様・NPO法人様・弁護士様・社会福祉士様・行政書士様・精神保健福祉士様・各種法人様
  • ● Type P
  • 都道府県社会福祉士会会員様専用
  • 成年後見システム Type S / Type H / Type P は、下記01~10の機能を共通に装備しています。
  • 01 基本情報
  • ● 成年後見の相談や受託をした際、「基本情報」に成年後見申立としての案件情報や申立情報の他、本人情報、親族情報、関与者情報、身上監護情報の登録を行います。 ● 基本情報には、本人や親族、関係者の情報や入居施設・医療施設の情報も登録できますので、 急いで連絡を取りたい相手方をすぐに検索できます。 ● 登録された基本情報を元に「親族関係図」作成機能も標準装備しています。 ● 継続中の被後見人の「受任状況」も一目で分かるプレビュー機能を装備していますので、一覧性に優れています。 ● 入力に際しては、本人(被後見人)の住所を入力する際に、郵便番号や地名の一部で簡単に絞り込み入力ができ、さらに入力された住所地から管轄裁判所も自動的に絞込みを行うなど、支援機能を充実しています。
  • 02 財産情報
  • ● 財産情報では、現金や預貯金、資産(不動産、有価証券、保険等)、 負債といった財産目録の登録管理ができます。 ● 「定期記帳」機能に毎月決まった収支予定(毎月15日にガス代の引き落とし等)を登録することで、自動的に出納帳や仕訳日記帳、業務日誌に記録されますので、記帳漏れや二度入力といった手間がありません。 ● 登録された財産情報から家庭裁判所に報告書類として提出する「財産目録」の作成ができます。 ● また、「財産目録」は、出納帳と連動していますので、現金や預貯金等の現在残高を一目で確認することができます。 ● 収支実績では各年、月の収支の移り変わりを科目毎に一覧表やグラフ表示で確認することができます。
  • 03 出納帳
  • ● 日常の収支に関する記帳は、家計簿ソフト感覚で簡単に入力できるよう、 出納帳や仕訳日記帳、勘定元帳の機能を装備しています。 ● 入力サポート機能として、キーボードのエンターキーで快適に入力移動ができ、入力科目に関しては「よく使う科目」が画面右端に表示されるため、そこからマウスでドラッグしたりショートカットキーで簡単に登録できます。 ● 現金、預貯金に関しては、最初に初期残高を登録しておけば、日々のお金の変動を出納帳に記帳することで、あらゆる時点(期間)での資産状況が把握できます。 また、一定期間での収支状況報告書も作成できますので、報告資料としても活用できます。 ● 立替金の処理も、後見等事務立替金項目を利用することでスムーズに処理できます。
  • 04 業務日誌
  • ● 出納帳や仕訳日記帳で入力した情報が、自動的に業務日誌の情報としても連動登録されます(自動反映を行う、行わないの設定が可能です)。 例>「○月△日介護ベッドを購入」等 ● 身上監護で訪問した際の様子や業務メモ等も記録できる他、報告用記録と事務所メモに分けて登録することも可能です。 訪問に要した時間も分単位で記録できますので家裁報告時に合計時間を集計することも可能です。
  • 05 後見収支プランニング機能
  • ● 本人の今後数年間にわたる収支プランを作成することができます。収支プランの作成は統計値に基づき作成するほか、過去の出納帳の情報などをもとに作成するなど、6つの作成方法から選択できます。 ● 収支プランには、後見活動でよく起こるイベント(資産の売却や施設への入所等)を登録することができますので、収支状況にあわせて最適なシミュレーションを行うことができます。 ● 作成したシミュレーション結果はグラフ表示することができますので、今後の収支予測の動きを視覚的に確認することができます。 ● 後見制度支援信託を利用する際、定期交付金算出のための収支プラン策定にも最適です。 ● チェック機能が装備されていますので収支プランと実績を比較し、プランの妥当性をチェックすることもできます。
  • 06 スケジュール
  • ● 被後見人毎の予定表としてスケジュールの登録、運用ができます。 ● 予定を忘れないようアラート機能も装備しています。 ● また、被後見人毎に作業予定(To Doリスト)を登録することができ、未開始、作業中、待期中、延期、終了などの状態変更を色付けで視覚的に確認することができます。 ● 終了したスケジュールや作業予定はボタン1つで業務日誌に同内容を転記できます。 ● 各案件毎のスケジュールは一覧表示することができ、一覧から該当スケジュールをクリックするだけで被後見人のデータにジャンプし、すぐに詳細な中身を確認できます。
  • 07 預り品管理
  • ● 被後見人、または親族の方より預った大事な物を忘れないように登録、 メモする機能です。 ● よく利用される預り品についてはワンタッチで登録できる雛型が用意されています(年金証書、預金通帳、キャッシュカード、銀行印、年金裁定通知書、年金加入証明、クレジットカード、実印、株券、登記済証、健康保険証書、生命保険証書、確定年金証書、有価証券、身分証明書、施設入居契約書)。 ● 預かった物に対して、預り証・返却証の印刷や「収集中」「保管中」「返却済」といった「ステータス変化」も管理できます。
  • 08 家庭裁判所への申立書類の作成
  • ● 後見開始申立書、申立付票、財産目録、収支予定表、親族関係図などを成年被後見人の基本情報や財産情報に基づき作成することができます。 ● 基本的な情報は自動的に入力され、追加情報はWordやExcel文書に出力後、追記編集が可能です。 ● 最高裁様式のほか、主要な家裁用書式も装備しております。(申立書類等書式目次参照)
  • 09 家庭裁判所への定期報告書類の作成
  • ● 成年後見業務開始後、定期的に必要となる家裁への報告書類を作成できます。後見事務報告書、財産目録、収支状況報告書などには、成年被後見人の基本情報のほか、報告期間に出納帳に記録された財産情報をもとに前回報告残高と今回報告残高が自動的に反映します。 ● 収支状況報告書では報告期間内の各科目毎の支出が自動集計され表示されますので、迅速に正確な報告書を作成することができます。
  • 10 ユーザー書式の作成
  • ● システムにあらかじめ装備されている雛型書類(システム書式)をお客様が独自に加工して、お客様専用の雛型書式(ユーザー書式)を作成することができます。 ● 事務所内で既にお使いになられている案件の管理書類や決裁書類等の独自の書式を、ユーザー書式として登録し利用することができます。